試合結果詳細

｢勝利は目指しません｣とBIGBOBが投手のトライアウトと位置付けた一戦。
打撃では1番陣之内が4打席連続のサードゴロも自慢の脚力を活かして猛打賞。
山下のフェンス直撃打、前田・大橋の二塁打など終わってみれば13安打8得点。
陣之内・大橋が複数盗塁を記録するなど積極的な姿勢が見られ、近年上がってきている攻撃力に磨きをかけた。

守備面では課題と光明が見つかった。
先発を任された三上は0回2/3を7四球と藤浪も真っ青な大乱調。
火消しには(元)直属の先輩である大橋が、俺の制球を見て学べと言わんばかりの完璧な投球で二死満塁のピンチを切り抜ける。
2回は旧エースの辻が老練な投球を見せ無失点に抑えるも、3回には連打と四死球でピンチを迎える。
ここで通算2登板で未だ防御率が記録されていない山本が登場。
当たり前のように辻が出したランナーを暴投で返すと、その後はなんとか抑えたため自身の自責は0。初めての防御率を記録した。
4回からは光富がいきなり3連打で失点を許すも、2回を1失点で纏める好投。
6回からは山下が満を持して登場すると、リリースまでは様々な選手に変化する変幻自在投法で相手打線を翻弄し、3回2失点(自責0)と締めた。
また近藤は先日の乱守を返上する好プレーを何度も見せ、セカンドのレギュラー争いに名乗りを上げた。

選手メモ
今季は50キロのアームカールや150キロのレッグプレスなど精力的に肉体改造に励んでいる山本。
試合前は胸板の厚みや上腕二頭筋、大腿四頭筋の隆起をアピールしていたが、初回にランナーと身体が触れDL入りしかけた。