試合結果詳細

　今年も紅白戦が行われた興和東京創薬研究所内グラウンドで、メンバー14名、助っ人8名(休部中含む)の22名が参加してくれました。
助っ人の方々、グラウンドを取るのにかかわってくださった方々この場をお借りして御礼申し上げます。もちろん、月1～2回の西鉄ライオンズ倶楽部の活動にもご理解いただいているご家族のみなさまにも本当に感謝ですね。

　さて、今年の紅白戦、平野ライオンズ先攻・有賀ライオンズ後攻で始まった。
　有賀ライオンズの先発バッテリーは、投捕に活躍の場を見出した三井と助っ人加藤。なかなかタイミングの合わない平野ライオンズの打線は、一番犬井、二番古屋と凡打。三番深沢が三失で出塁するが、続く四番前田遊ゴロで二塁送球で強制死となり無得点。
　裏の回、平野ライオンズの先発バッテリーは、木戸－秋田。1番小柳が四球を選ぶと、変化球の決まらない木戸の立ち上がりを打線が見逃さなかった。二番本田は三振に倒れるが、小柳が二盗を決めた後の三番藤原の当たりは中二塁打、四番三井も左中間へ運び二塁打、五番加藤もライトへ二塁打と3長打で三点を先取すると、六番土屋(吉)は三ゴロと凡退するが、二死三塁で七番實川の当たりは、三ゴロになるが一塁への送球が逸れ三塁走者の加藤も生還。八番佐藤は三ゴロと三つ目のアウトとなるが、初回4点差から二回の攻防を迎える。
　この時はまだ気づくことはなかったが、木戸の直球にタイミングを合せてしっかり振っていたので、平野ライオンズの外野手の仕事は回が進むに連れて多くなっていた。片や有賀ライオンズの外野手はこの試合守備機会が無かった。平野ライオンズの打者は、三井の投球に内野ゴロを量産させていたため、出塁も内野の失策で出塁するのがやっとでした。
　有賀ライオンズは、4回裏五番加藤は、凡打で一死とするが、六番土屋(吉)が二ゴロであったが失策となり出塁すると、七番實川のサードへ内野安打で一死二、三塁とした。八番佐藤の打球は、ファーストの失策を呼び、三塁走者の土屋(吉)が生還、實川は三塁へ進塁。一死一、三塁で続く九番大西の打席で一塁走者の佐藤は二盗し、三ゴロを一塁へ送球する間に實川も生還。二死二塁で十番中川の打席で、二塁走者の佐藤は三盗を決めるが、中川は見逃しの三振で、この回は、2点を追加して６－０と点差を広げた。
　6回表それまで失策、死球で進塁しただけの平野ライオンズであったが、この回も七番秋山、八番岡田が連続三振で二死走者なし。九番高橋(達)の打球は三ゴロとなるが送球時に失策となり、進塁を果たすが、十番平野の一邪飛で一点が遠い。
　その裏の有賀ライオンズは、三番藤原から始まったが二ゴロで一死となると、5回から登板している前田のコースに際どく入ってくる投球をしっかりと見て、四番三井、五番加藤が四球を選び一死一二塁とすると、六番土屋(吉)の二ゴロを二塁へ送球し強制死となり、二死一三塁。七番實川の間に一塁走者の土屋(吉)が二盗を決めた後、實川の打球は三遊間の後ろに落ちる安打で二者が生還し8-0となり勝敗を決定づけた。
　あとは、有賀ライオンズの先発三井の無安打無得点でしたが、十一番木戸の打球は、お情けの一失で進塁するが、一番犬井の間に飛び出した木戸が挟まり一死を献上してしまった。犬井の打球は三ゴロを一塁へ送球され二死。あと一人となった二番古屋、三番深沢の打球は三ゴロとなるが、一塁送球が伴わず二死一二塁となり得点のチャンスを迎える。しかし、四番前田は投飛により、三井の無安打無得点が成立した。

　そのあとの食事会では、紅白戦だけでのＭＶＰなど三名が選ばれ、もちろんＭＶＰは三井。敢闘賞で實川(有賀Ｌ)、秋田(平野Ｌ)がそれぞれ賞金を獲得しました。
　今日もたくさんの助っ人が来てくださいました。こういった紅白戦も人数がそろって初めて出来る催しです。助っ人に来てくださった方々、これからも西鉄ライオンズ倶楽部をよろしくお願いいたします。

【 バッテリー】
・平野ライオンズ…木戸、前田―秋田
・有賀ライオンズ…三井―加藤
【 マルチな人】
・2打点…三井、實川
・2盗塁…佐藤
【ＭＶＰ・敢闘賞】ＭＶＰ…三井、敢闘賞…(有賀Ｌ)實川、(平野Ｌ)秋田
※ノーヒットノーラン(1死球)…三井
※個人成績は、公式記録として加算します。
※チーム記録は1勝とします。