試合結果詳細

第8戦の勝利から30分後にダブルヘッダーとして行われたリーグ最終戦。
先発入野が初回に先制を許すと3回に3失点、4回にも失点を重ねてしまいノックアウト。
5回途中から2番手井田にスイッチするも被弾し更に失点。
継投策の歯車も狂い点差を大きく開けられてしまう苦しい展開に。
反撃したい打線は相手投手の技術に歯車が噛み合わず凡打を繰り返す中、入野が唯一のマルチ安打と気を吐くも反撃するタイミングが遅く敗戦。
勝てば優勝の可能性も充分にあったが無念の敗戦で2位確定となった。

〜夢の達成は来季へ〜
この日のダブルヘッダーで連勝し、得失点差で同じく首位に並ぶチームを上回れば優勝の可能性があった。
選手たちもその可能性を重々承知の上、しっかり意識をして試合に挑んだ事であろう。
しかしこの試合に懸ける想いとは裏腹にビハインドの展開。
だが懸命に声を枯らしベンチから声援を送るナインの姿の中に誰1人として顔色を暗くし落胆する者は居なかったが、開くばかりの得点差と打てば凡打の山の現状を目の当たりにして回を重ねる毎にプレーには明らかな焦りは見えた。
慣れないダブルヘッダー、疲労に動かなくなる身体と下を向きがちになる精神力、そして予想だにしてなかった形でのミス。
でも選手たちは本当に頑張った。
不利な状況下であれ主審からゲームセットの宣告があるまではしっかりと戦った。
敗戦の悔しさが残る中でもしっかりとグランド整備を文句も言わずに淡々とする姿にはチームとしての来季の光さえ見た気がする。
優勝というチームタイトルを争った状況の中でシーズンの最終戦が出来たという事は来季の糧となるはずに違いない。
また選手全員で来季出直そう。
きっと夢はその先で叶えれるはずだ。