試合結果詳細

ダイヤリーグ公式戦第6戦(☁32℃)

初回、この日初の5番に座った中村が右中間への先制タイムリーを放つなどして2点の先制に成功。
続く2回も入野が盗塁を決め得点圏へ進塁後に相手チームの失策も絡みさらに1点を追加。
途中、失策絡みで1点差まで詰め寄られるものの、4回には萩本が左中間スタンドへの特大アーチを描き一挙3得点とし試合を決めた。
投げては萩本が5回を被安打1に抑え2失点(自責0)で完投。
チームもこれで2連勝となり激戦の首位戦線に残り留まった。

〜主砲が意地の1発〜

その予感は十分あった。
それまでの2打席も感覚は悪くなかった。
味方の失策絡みで1点差まで詰め寄られながらも主砲のバットが再び勝利の流れをつかみ寄せた。
菊地、代打の野田が連続四球で出塁しチャンスメイクに成功、1死後に打席に向かうは主砲萩本。
高めに浮いたボールを2球見逃した後の直後、力強く振り抜いたバットから描かれた弾丸ライナーの放物線は一気に左中間の森の中へ。
シーズン開幕からここまで本塁打が僅か1本とやや精細を欠いた形となっていた。
チームの大黒柱としてもマウンドに立ち続け負担も大きかったはずだったが自らのバットで払拭。
打席に入る前には指揮官より自分で決めてこいと激を飛ばされ見事に応えた。
エースの一振りにベンチは狂喜乱舞。
チーム全員がベンチ前まで躍り出てダイヤモンドを1周した萩本を出迎えムードも最高潮。
チームにとっても優勝戦線に踏み止まる貴重な1勝ともなり次戦以降への期待も高まる一撃となった。

〜負けじと〜

4番佐藤がこの日は3安打猛打賞と大活躍。
打点こそ付かなかったがチームの攻撃の勢いを持続させる良い打撃を見せてくれた。
特に3打席目の左中間への大飛球は本塁打かと思わせる素晴らしい一撃。
今シーズン、迷いなくキレのあるスイングが出来ている事が数字(打撃成績)にも出ている。
このまま残り3戦、自分らしい打撃をそのままの形で出してくれればチームの得点力はさらに伸びるはずだ。