試合結果詳細

稲永公園野球場(☁️25℃)

試合は初回に先頭の山田が中前に安打を放ち出塁すると直後の2球目にすかさず盗塁。
見事に2塁を陥れチャンスメイクに成功。
続く2番笹岡が右越え2ベースヒットがタイムリーとなり幸先よく先制すると、続く2回にも相手バッテリーエラー等で着実に得点を加え試合の主導権を握る。
投げては昨年9月22日以来の公式戦先発となった入野が好投。
相手チームに流れを渡さず無安打5奪三振(4四死球)のピッチング。
入野の好投に触発されさらに打線も奮起。
4回にはお祭り男佐藤が中越えタイムリー2ベースを放ち勝負アリ。
開幕からの連勝を3に伸ばした。

〜躍動〜

この日1、2番の活躍が大きく試合の行方を変えた。
1番山田がマルチ安打、2番笹岡もマルチ安打と見事な活躍。
笹岡は前日に相手左腕攻略に向け60kmのスローボールのマシンをひたすら打ち込みこの日に備えた事が功を奏した。
一方で山田は相性の良さを買われての1番起用となったが、初回の1打席目からしっかりと相手左腕のボールにアジャストさせセンター前へ運び塁上からプレッシャーを与えた。
萩本が急遽欠場となり、この日は投打の大きな軸を欠いた打線とはなったが3番に入った入野は四球による3度の出塁をすれば5番佐藤はポイントゲッターとしてしっかり役割を果たした。
繋ぐ気持ちを忘れず各々の選手がしっかりと役割を果たし勝利を掴む結果となった。

〜ノーヒットノーランの好投も〜

萩本の急遽欠場で先発となった入野。
公式戦は約9ヶ月振りと久しぶりの先発のマウンドとなったが内と外を上手く使い分け相手打線に的を絞らせなかった。
この日は変化球も効果的に決まり、捕手中村とのコンビネーションもバッチリ。
投げれば打たれた昨年。
ストライクを欲しがる事からどうしても左肩側の壁を意識できず開きが早くなる事からボールの勢いは影を潜めた。
真っ直ぐは打たれ変化球のキレは失いどん底まで落ちた。
昨季途中からの練習試合で登板を重ね試行錯誤しながら復調の兆しを見せると、今年に入ってからの練習試合での実戦登板では投げる試合全てで結果を出してきた。
満を持してのこの日の登板でもテンポも良くノーヒットで4回途中まで相手打線を封じた。
4回に入り球数が増えコントロールにバラつきが見え始めたところでお役御免となったが、そこまでは見事なピッチング！
点差が開いた事でベンチがチーム事情も絡む継投策に踏み切った為にノーヒットノーランとならなかったが今日の好投は必ず次回以降に繋がると感じたピッチングであった。