試合結果詳細

ついに2025年シーズン開幕！

マウンドには、6年連続開幕投手の小山雄大。
初回、ランナーを背負いながらも無得点に抑える、上々の立ち上がりを見せる。

1回裏の攻撃。
1番内藤がフォアボールで出塁すると、
2番宗村も追い込まれながらも三遊間をしぶとく破るヒットで続く。
ノーアウト1、2塁の先制の絶好機を得るものの、あえなく後続が打ち取られ無得点。
流れを掴みきれない。

2回の守り、初回のチャンスを逃したツケが一気にやってくる。
フォアボールとヒットで早々と1点を献上すると、
その後も繋がれてこの回3点のビハインドを負う事になる。

その裏、2アウトから相手の制球難に付けこみ1点を返すものの、
満塁のチャンスで4番小山が倒れ、勢いに乗れない。

3回の守りも、ランナーを背負いながらも、小山が粘りのピッチングでスコアボードに0を刻む。
小山はこの回で降板。途中、制球を乱す場面も見られたが3イニングを3失点で何とかまとめた形となった。

3回裏の攻撃では、5番森泉の2ベースと久しぶりの出場となった6番小倉の連続ヒットでチャンスを作る。
1アウトを取られた後、打席には8番大松。
インコースのストレートを振り抜いた打球は三塁線を抜けるタイムリーヒット！1点差に詰め寄る。
その後、2アウトに追い込まれながらも、2、3塁の逆転のチャンスで復活した闘将・池田。
相手の速球にもファールで食らいつく。しかし、ここでもチャンスを活かしきれず凡退。
最大のチャンスを逃してしまう。

4回、最年長・内藤がマウンドに上がる。
ヒットとフォアボールでピンチを背負うとセンターへの痛烈なタイムリーヒットを浴びてしまう。
更に、その打球をセンター高柳が後逸。一気に2人の生還を許し、点差を3点に広げられてしまう。

最終回の攻撃、先頭の上原がフォアボールを選び、そこからラッキーなヒットと相手の制球難も重なり、
1アウト満塁のビックチャンスが訪れる。
打席には、八丈島から凱旋の7番佐々木。
追い込まれながらも、バットに当てた打球は一塁方向へのボテボテのゴロ…
しかし、その打球を相手が取り損ね、更に送球エラーも重なり、一気に三者が生還。
奇跡的に同点に追いつく。
続く、大松もフォアボールを選び、1アウト2、3塁のサヨナラのチャンス。
打席には、守備から途中出場していた松原。サヨナラ勝ちへの期待が膨らむ。
すると、1-1のカウントで、奇跡がおこる。
キャッチャーからピッチャーへの返球が頭上を越えると、その間に3塁から佐々木がホームイン！
6対5で劇的なサヨナラ勝ちとなった。
松原の打席での威圧感が、この結果をもたらした事は説明するまでもないだろう。

いずれにしても2025年は、最高のスタートを切る形となった。